ヨードによる遅発性アレルギー反応に効果的なアレグラ

体の中の血管・臓器・病気の部位を分かりやすくするCT検査などにおいて、使用される造影剤として「ヨード」があります。造影剤を使用せずとも検査は可能ですが、造影剤を使った検査はさらに正確な診断を行うことができます。特に脳疾患などにかかわる病気の場合は、脳に張り巡らされている毛細血管までもを鮮明に映し出すことが可能ですので、脳動脈瘤、脳梗塞、脳出血などの検査においては、ヨード造影剤の存在はとても重要視されています。
ヨード造影剤は水溶性・油性の2種類があり、腎機能が正常な人には通常水溶性のものが使用されます。油性のものは長時間に渡り体内にその成分が残留する場合もあります。水溶性のものは腎臓より体外へ排出されるまでの時間が比較的少ないため、体への負担も少ないです。両方の造影剤について、ヨード(葉緑素)を主としている成分によるアレルギー反応を示す場合もあります。アナフィラキシーショックなどの急性のものと、時間の経過と共に発生する遅発性のもの、2種類の副作用が報告されており、その症状として軽度のものは主に蕁麻疹・発疹、吐き気・嘔吐があります。
急性・遅発性に関わらずアレルギー反応が出た場合は、すぐにでも医師の診察を受け、血圧・脈拍などのチェック後にポララミン注・ガスター注・ソルメドロールなどを生食に混注したものを点滴します。症状が改善された場合はポララミンの処方を受けます。車の運転は避けます。翌日から車を運転する必要がある場合に処方されるのがアレグラです。アレグラは、2000年に発売が開始された塩酸フェキソフェナジン製剤であり、第二世代抗ヒスタミン薬の一つです。花粉症の薬として、その名が広く知られています。